イメージ動画を作ろうと思っても、
「プロモーション動画と何が違うの?」
「どっちを作ればいいのか分からない…」
あなたも、そんな悩みを抱えていませんか?
私もこれまで多くの企業と動画制作を行ってきましたが、
イメージ動画とプロモーション動画の違いがあいまいなまま、
成果が出にくい動画に仕上がってしまうケースをよく見ます。
実はこの2つ、目的も設計もまったく違います。
今回は、それぞれの役割と特徴を明確にしながら、
“どんなシーンでどちらを選ぶべきか”を分かりやすくお伝えしますね。
イメージ動画とは?感情を動かすブランディング動画
イメージ動画とは、企業やブランドの「印象」を
感覚的に伝えるための映像コンテンツです。
たとえば、
・映像と音楽だけで構成されたCM風の演出
・理念や世界観を表現したストーリー形式の動画
これらが典型的なイメージ動画です。
「かっこいい」「共感できる」「なんか好き」
という感情を視聴者に残すことが目的です。
直接的に商品の訴求や行動喚起は行いませんが、
企業の認知やブランドイメージ向上には抜群の効果があります。
プロモーション動画とは?行動を促す販促動画
一方、プロモーション動画とは
“商品やサービスを売る”ことを目的にした動画です。
・商品の使い方を説明する
・キャンペーンやサービスの内容を紹介する
・視聴者に購入や問合せを促す
このように、プロモーション動画は
行動につなげるための情報提供と訴求力が求められます。
視聴者の「買いたい」「使いたい」という感情を生み出すため、
論理的で分かりやすい構成が基本になります。
イメージ動画が活きるシーン
あなたの会社が以下のような課題を持っているなら、
イメージ動画が最適です。
- 企業の認知を広げたい
- ブランド価値を高めたい
- 採用活動で“共感”を得たい
特に、初対面の相手に「どんな会社か」を印象づけるには、
イメージ動画の感情訴求が有効です。
イベントの冒頭、Webサイトのトップ、採用ページなど、
第一印象が大事な場面におすすめですよ。
プロモーション動画が活きるシーン
逆に、あなたの目標が明確なアクションなら、
プロモーション動画を選んでください。
- 商品の購入数を増やしたい
- サービスの導入率を上げたい
- LPや広告のCVRを改善したい
プロモーション動画は、視聴後にすぐ動いてほしいときに有効です。
「今だけ限定」や「3ステップで簡単に導入」といった
訴求ポイントを入れて、行動を後押しする構成にしましょう。
よくある間違い:中途半端なミックス型
「イメージ動画も、プロモーション動画も、
両方の要素を入れておけば完璧では?」
実はこれが最も成果が出にくいパターンです。
感情訴求と論理訴求を1本に詰め込みすぎると、
どっちつかずでメッセージがぼやけてしまいます。
伝えたいことを1つに絞ることが、
動画制作では何より重要なんです。
どちらを選ぶべきか?判断のための3つの質問
動画を作る前に、ぜひ自分に問いかけてみてください。
1. 誰に見てもらいたい?
新規顧客なのか、既存顧客なのか、それとも求職者か。
2. 見た人にどうしてほしい?
ブランドを覚えてもらう?問合せしてもらう?買ってもらう?
3. 見る人が何に関心を持っている?
共感?メリット?実績?それともストーリー?
この3つが明確になるだけで、
「イメージ動画か、プロモーション動画か」の判断は簡単になります。
まとめ:イメージ動画目的に合った動画で、確実に成果を出そう
イメージ動画とプロモーション動画は、
似ているようでまったくの別物です。
それぞれに役割と目的があるからこそ、
使い分けることで真価を発揮します。
「魅せる」ならイメージ動画、
「売る」ならプロモーション動画。
あなたの会社が今、何を達成したいのか。
そこから逆算して、動画戦略を組み立てていきましょう。
動画は“目的ありき”でつくるものです。
正しい判断が、あなたのビジネスを加速させます。
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